十一月句会(09)
今月の兼題は「返(帰)り花』、数年前の塩害のとき、葉が散り尽くした木が春が来たと間違えて春のように花を咲かせたことがありました。が今年は返り花はまだ見かけることがなく昔を思い出したりしながらの句作にみなさん苦労されたようでした。
ひと日ひと日過ぎてゆくのみ帰り花 田鶴子
ひと巡りして四キロの島小春 路子
過疎進み廃校決まり返り花 山人
嬰児の笑みてしかめて小春かな 洋子
返り花空のきれいなひと日かな 千代美
帰り花見んと思ふて丘登る 伯水
病める身に優しさ見たり帰り花 寂水
てふてふのとんでゆくさき返り花 汀子
昨年の暮に亡くなられた句会主宰の一周忌が菩提寺「大光寺」で催されました。句会進行を引き継いだ山人として師の偉大さを思い知るばかりでありま す。今や山人の父母、ほぼ全て鬼籍に入られた句友たちと俳句を楽しまれているかなと思いをはせるながら読経を聞き入りました。合掌!





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